あらすじ
華守衆の隊長たちの前に立った神代蒼真たち四人は、自らの適格華を再確認されることになる。
薔薇、撫子、桜、蓮——それぞれに割り振られた“花”。
それは幼少期に判定されたものと同じ結果だった。
安堵と沈黙が交錯する中、隊長・天音紫月は告げる。
適格華は生まれつきの才能ではなく、また鍛錬だけで固定されるものでもない。
そして、ごく稀に“変質する”可能性を持つ概念であると。
すべてが確定したかに見えたその時、天音は語る。
この組織の存在理由、そして“花”の意味、さらに——失花という言葉を。
何も知らされぬまま、彼らはその真実の入口に立たされていた。
そして物語は、まだ語られていない核心へと向かっていく。