あらすじ
第一王子レオンハルトと公爵令嬢セレスティアは、王国でもっともお似合いな婚約者同士だった。
血筋、家格、魔力、政治的利益。どこから見ても完璧な婚約。
ただ一つ、家系図を直視するまでは。
夜会の最中、小応接室で二人が確認したのは、王家と公爵家が長年にわたり婚姻を重ねすぎた結果、由緒正しいを通り越して絡まりすぎているという現実だった。
「プライドで遺伝的多様性は増えないんだよ!」
「最低の正論を言わないでくださいませ!」
恋人には向かなかった。
けれど、共犯者には向いていた。
これは、家系図から始まる王子と公爵令嬢の婚約解消コメディ。