あらすじ

二十年。たったそれだけしか生きていないのに、私はもう、生きることに疲れていた。

かつては問題児でありながらも、中学まではそれなりに平穏な日々を送っていた。しかし、高校入学を境にその日常は崩れ始める。教室に満ちる暴力的な空気、いじめへの恐怖、周囲との距離をうまく測れない自分。必死に普通であろうとしても、少しずつ居場所は失われていく。

高校を離れ、通信制高校へ移った私が逃げ込んだのは、YouTubeという孤独な場だった。だが、何かに打ち込んでも、何かを変えようとしても、現実は簡単には好転しない。やがて私は、自分の生きづらさの正体を知り、再起をかけて新たな環境へ踏み出す。けれどそこでもまた、社会の冷たさと、自分自身の限界を突きつけられていく。

これは、十五歳から二十歳までの五年間で、ひとりの青年が少しずつ朽ちていった記録である。

生きづらさを抱えた人間は、どこで息をすればいいのか。

いじめ、孤立、挫折、障害、そして家族との軋轢――。 誰にも言えない痛みを抱えたまま生きるすべての人に刺さる、静かで重い青春の回想録。

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アルファポリス
アルファポリス2026/06/11
  • 現在の作品たった20年生きてみましたが