あらすじ
パトレシアン王国の王子・ルージェは謎の少女であるサーシャと出会う。白き鳥に導かれるように、二人はどことなく惹かれ合っていく。
しかし、その出会いは王国に隠された真実と、決して口にしてはならない想いを呼び覚ますことになる。
本作は、一般的な小説とは異なる前衛的な文体で描く異世界ファンタジーです。
サーシャの声、ルージェの声、そして音や気配として響く第三の声。
三つの旋律が重なりながら、一つの物語になっていきます。
通常の文体と異なりますが、音楽のハーモニーを聴くように、声と雰囲気の雰囲気を感じていただければと思います。