あらすじ
剣の才能がないと言われ続けてきた少年、リアン・フォルク。
家族の期待を背負い、騎士になるために努力を重ねてきたリアンは、王立アルセリア騎士学院の大会「新星騎士杯(しんせいきしはい)」で、今度こそ一勝したいと願っていた。
だが試合直前、彼の頭の中に奇妙(きみょう)な声が響(ひび)く。
『我(われ)は剣豪(けんごう)、宮本武蔵(みやもとむさし)』
異世界の騎士学院に宿(やど)ったのは、負けない戦いを知る剣豪の魂(たましい)だった。
剣を二つ持て。
半眼(はんがん)で全体を見よ。
勝つために逃げよ。
常識外れの指示に振り回されながらも、リアンは初めて、自分の体に眠っていた力の使い方を知っていく。