あらすじ

「ふーん……。ま、良さそうな感じのお店じゃない」 彼女は店の前に立ち、腰に手を当てて満足げにそう言った。鼻をぷっくりと膨らませ、小さく何度も頷く。そして「ほら、入りましょ」と言い、一歩前へ出た。 するとレオナルドがすっと回り込み、店の扉を開けた。長い腕で扉を押さえ、半歩身を引いて彼女を先に通した。あまりにも自然な所作で、長年の習慣として染みついているように思えた。 おれも二人の後に続き、料理店の中へ足を踏み入れた。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
小説を読もう
小説を読もう2026/06/11
  • 現在の作品英語禁止の店 :約5500文字