あらすじ
仕事を辞めたあと、男は自分の気持ちをうまく整理できずにいた。
雨の日、町外れの美術館に立ち寄る。
そこで出会ったのは、鯨にも雲にも見える一枚の絵だった。
何を描いたものなのか。
どこから見れば正しいのか。
答えの出ない絵を見つめるうちに、男は少しずつ思う。
今はまだ、無理に答えを出さなくてもいいのかもしれないと。
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本作は、さいろめさんに描いていただいたイラストを挿絵として使用しています。
また、過去作『船底の雲』とつながりますが、本作単独でもお読みいただけます。