あらすじ

進路指導室に呼び出された作家志望の高校生・瀬尾律は、自分の応募作に盗作疑惑がかかっていると告げられる。 机の上の証拠資料には、小説本文だけでなく、誰にも見せていないはずの制作メモ、没台詞、人物メモ、削除したはずの下書きまで印刷されていた。 律は小説を書くために、日常で聞いた言葉をスマホに残していた。同級生の言い訳、文化祭準備での揉め事、使えそうな台詞、実在の生徒をモデルにした人物設定。本人は創作メモのつもりだったが、中には、読まれた相手を傷つけかねない記述も混ざっていた。 なぜ、誰にも見せていないメモを学校が持っているのか。 律は盗作疑惑を晴らすため、学校が持っているはずのない制作メモの出所を追い始める。その前に立ちはだかるのは、以前から彼の小説を読み、誰よりも正確に欠点を指摘してきた少女・久我伊織だった。 「盗作じゃないなら、それで終わりだと思ってるの?」 盗作疑惑から始まる、学園青春ミステリー。

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カクヨム
カクヨム2026/06/10
  • 現在の作品俺の黒歴史メモを、君だけが最後まで読んでいた