あらすじ
他人の悪意や不安を敏感に感じ取ってしまう高校生・藤城かいとは、ある日突然、魔獣が跋扈する異世界へ迷い込む。
転移直後、巨大な魔獣に襲われ死を覚悟したその瞬間、かいとは謎の能力【恐怖捕食】に覚醒した。
それは、自分や他者が抱く「恐怖」を喰らい、力へ変える異能。
死への恐怖を喰らって生き延びたかいとは、やがて魔獣、盗賊、貴族、魔王軍――あらゆる存在が放つ恐怖と絶望を糧に際限なく進化していく。
人々を恐怖させる怪物は、彼の前ではただの獲物だった。
「安心しろ。すぐ終わる」
そう言って笑う少年を見て、魔獣は震え、悪党は絶望し、やがて世界すら畏怖する。
これは、恐怖を喰らう異端の捕食者が、邪神すら餌に変えてしまうまでの物語。