あらすじ
森下美月は、高校二年生。
目立つタイプではなく、教室の端で静かに笑っている方が落ち着く普通の女の子。
そんな美月には、ずっと片想いしている相手がいる。
瀬川奏太。
学校中の女子が憧れる、学校一の美形男子。
誰にでも優しくて、笑うと少し目尻が下がる彼に、
美月は「おはよう」と言われるだけで一日が終わってしまうほど恋をしていた。
けれど奏太は人気者で、いつも誰かに囲まれている。
私なんかが好きになっても、きっと届かない。
そう思って、何度もLINEを書いては消していた美月。
でもある日、奏太から届いた一通のメッセージで、
止まっていた片想いが少しずつ動き出す。
「明日、一緒に帰らない?」
私だけが片想いだと思っていた。
でも本当は、彼もずっと前から――。
学校一の美形男子と、普通の女の子。
すれ違いながら近づいていく、甘くてピュアな青春両片想いラブ。