あらすじ
【悲報】アラサー電気工事士、異世界に転生してもやることが変わらない。
青木直也(30歳・実務経験2年)は、色々あって異世界に転生した。
だが、たどり着いた辺境の城は、見た目の華やかさだけを気にした悪徳業者による「クソ施工」の塊、まともな暖房すら動かない氷点下の欠陥住宅だった――。
「見栄えだけ気にしたクソ施工だな。どこのバカが配管組んだんだこれ」
直也の持つガチの電工スキルと、冷徹な物理ロジック(正論)が、異世界の欠陥魔導技術をド正論の暴力で蹂躙していく!
社会的屈辱の結晶(お祈りメール)を、出会い頭に着火剤として消費!
爆発寸前の魔力配管を、愛用のドカジャンで物理的に窒息消火!
自分の無能さに絶望していた身代わり令嬢(ソフィアお姉さん)の人生を、実務的な正論で100%全肯定!
その結果、お姉さんの脳内配線が完全にオーバーロード(ショート)してしまい、異常なまでの執着と歓喜の光を宿した「激重ヤンデレ」へと爆速で施工完了されてしまい――!?
「直也さま……。これ以上、直也さまの作業(段取り)を邪魔するバカは、私が全員燃やし尽くしちゃいますね……?」
「邪魔だからついてくんな! あとドカジャンのジッパーを内側から開けようとするな!!」
これは、最高にノリの悪い実利主義電工が、流れてくるテンプレ(ゴミ現場)を指先ひとつでハメ殺していくだけの、簡単なお仕事(異世界電気工事ライフ)である。