あらすじ

東京、名古屋、福岡。 同じ夜、三つの事件現場に青い折り鶴が残された。 それは十七年前、公安が過激組織「黎明の徒」を壊滅させた極秘作戦――通称「折鶴作戦」を思わせるものだった。 警察は事件の関連性を伏せる。 世間には、壊滅したはずの組織の残党説が流れ始める。 元公安警視の探偵・久我影臣は、青い折り鶴の報せを聞き、封じていた過去に向き合うことになる。 十七年前。 その作戦の最中、久我は妻を失った。 事故として処理されたその死には、警察が表に出せない空白があった。 元部下の警視正。 かつて競い合った現職の警視長。 そして、隠された公安作戦。 青い折り鶴は、過激組織の残党が残した印なのか。 それとも、警察が消した十七年前の何かを示しているのか。 老探偵は、日本各地で起きる連続殺人と妻の死を結ぶ、公安の闇へ踏み込んでいく。

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カクヨム
カクヨム2026/06/09
  • 現在の作品青い折り鶴は十七年後に殺す