あらすじ
ある雨の日。…全ての音が雨が大地を叩く音に消されていた。だが、一つだけ音が聞こえる。これは幼子が泣き叫ぶ声。目の前の現実を否定するために泣き叫ぶ子供。歳は、6才といった所だろう、その少年の目の前には、二つの亡骸が転がっていた。
「これは良く斬れる……やはり、あの様な男には勿体ない名刀だ」
まだ生きている人がいた、血に濡れた日本刀を持って居る男だ。
「確か、火蝶朱雀だったかな」
男は、刀の名を思い出している…少年は、すぐ近くにある木の棒を掴んで走り出した。「よくも、お母とお父をぉぉぉぉ!!!」
少年は、男に向かい走った、だが男は火蝶朱雀とゆう日本刀で少年を斬った。
「うわぁぁ眼がぁぁぁ右眼がぁぁ!!!」
少年は右眼を抑え叫んだ。だが、それでも木の棒で男の左眼を潰した。だが男は無反応だった、まるで痛みをを感じないかの如くに…
「餓鬼、儂が憎いか?」
「殺したい程憎い!!!」
「そうか、なら、この刀をやるそれで俺を斬れ」
男は、腰にあったもう一振りの刀を差し出した。
「名を、椿翔燕と言う。この世に二つと無い名刀だ」
少年は、目の前に出された刀を受け取った。
それが、市川愁右衛門と国崎門座の出会いだった……