あらすじ
魔法使いの少女リリアナは、魔物に焼かれた村で、ただ一人、生き残った。
偶然を装い現れた元戦士ガルドと、傷を癒す僧侶アゼル、気配を消す剣士ヴァル。四人は、世界に散った”欠片”を巡り、巡礼の路を南へと下ってゆく。
行く先々で出会う、魔物。土地の料理。石碑に眠る、古い魔法。旅は、賑やかで、温かい。
だが——欠片を手に入れるたび、流れ込んでくる、知らない誰かの記憶。そこには、失われた過去と、隠された何かが、横たわっていた。
やがて少女は、ある真実に、触れる。この旅が、誰の掌の上にあったのかを。
神を巡る物語の、果てに待つものとは——。
ダークファンタジー。神話と巡礼の路を舞台に、喪失と、その先の希望を描く、全三十一話。重複投稿になります。