あらすじ
入学して一ヶ月。
気づけばクラスのグループは完成していて、私だけが取り残されていた。
昼休みの居場所を探してたどり着いた階段裏。
そこで出会ったのは、今の制服ではないセーラー服を着た少女だった。
「友達が欲しいなら、自分から動きなさいよ」
なぜか私のことを見透かしたように説教してくる彼女。
その出会いは、止まっていた私の高校生活を少しずつ動かしていく。
ぼっちだった私の青春は、階段裏の幽霊から始まった。
――これは、人との距離に悩む高校生たちと、階段裏に残された「ありがとう」を巡る物語。
(全27頁・完結済)