あらすじ
『パティスリーカノウ』開発部所属の戸松原雨【とまつばらあめ】は、ある日、宛先が間違って届いた封筒を、送り主の営業部の担当へと返しに行くこととなる。
だが、その男性は、雨が高校2年の頃に数ヶ月だけ付き合ったことのある、柳井田宵【やないだよい】だった。
ちょっとした出来事で別れてしまい、傷つく二人。傷心の別れから8年ほどが経ち、二人はその後なかなか恋愛に対して積極的になれずにいた。それは、雨には宵の、そして宵には雨の存在が、いつまでも胸の中にあったから……。
冷たい雨に打たれても、忘れられない恋。
戸松原雨【とまつばらあめ】25歳
『パティスリーカノウ』の開発部
ハンドメイド大好きで色々な物を作っていた。高校で宵と付き合い別れても、20歳くらいまではなんとか手作りを頑張っていたが、傷ついた心を癒すことができず、そこからは遠ざかっていた。
柳井田宵【やないだよい】25歳
『パティスリーカノウ』の営業部
サッカー男子
雨と付き合ったが、周りの体育会系男子たちに揶揄われたことや、自分との家庭環境に隔たりを感じ、別れてしまう。雨と再会した時に、雨がハンドメイドを辞めてしまっていたことにショックを受ける。
生方樹【うぶかたいつき】27歳
雨の先輩で変人と噂されている。陽気で雨の良き相談相手。パティシエ経験ありの新商品開発担当。スイーツで人を幸せにしたいと本気で思っている。ほんのり雨のことが好き。
曽我葵【そがあおい】25歳
宵の同期。営業の相談をする相手で、仲が良い。宵とはこの先、関係を進めて、いつかは付き合いたいと思っている。
切なじれじれ両片想いを目指します。
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