あらすじ
『嵐を呼ぶ忌み子』
おれのスキル《嵐の目》に対して、
付けられた呼び名だ。
気象庁で三十年働いて、過労で死んだ。
気づいたら異世界で、嵐を呼ぶ忌み子として生まれ直していた。
誰からも不当に扱われた。そんなことどうだっていい。
望むのはひとつ。もう、のんびりさせてほしい。
スキルと前世の経験をいかして、「空を読む」
農業カレンダーを配る。嵐の前に退避させる。土地を整える。
それだけなのに、気づいたら領地が変わっていた。
疲れ果てた元気象予報士が、天気を読むだけで辺境を豊かにしてしまう話。