あらすじ

王都の才能院では、子どもの未来がスキル鑑定で決まる。 火を出せない火属性。傷を治せない治癒師。一秒先しか見えない予見者。物を軽くするだけの力。音を小さくするだけの力。 単体では弱い。見栄えもしない。だから彼らは「欠陥」と呼ばれ、王都から辺境の廃校へ送られていた。 元宮廷魔術講師リオネルは、その制度に逆らったことで辺境校へ左遷される。だが彼は、子どもたちを見てすぐに気づく。 彼らは弱いのではない。評価軸が間違っているだけだ。 熱を奪う火属性は、暴走魔術を止める切り札になる。痛みを読む治癒師は、見えない傷を見つけられる。一秒先しか見えない予見者は、仲間の補助があれば戦場の未来をつなげられる。 リオネルの授業は、子どもたちに初めて「自分の力で誰かを助けた」という実感を与えていく。 やがて王都に大規模な魔災が迫る。天才と呼ばれた者たちが失敗する中、王国を救うために立ち上がるのは、かつて欠陥と捨てられた辺境校の生徒たちだった。

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カクヨム
カクヨム2026/06/09
  • 現在の作品欠けたスキルは組み合わせれば最強です