あらすじ

保坂夏実のパート中、義母から入る一本の電話。 「お父さんが、帰って来ないの」 アルツハイマー型認知症の義父・春雄が行方不明になったとの一報だった。 頼りにしていたGPS装置は、夏実のうっかりで充電切れ。画面に表示されたのは、『検索に失敗しました』の無慈悲な文字だった。 「もし、このまま帰れなかったら――」 冬の街を必死に探し回る夏実。翌朝、春雄は無事に保護される。 だが、その日を境に、春雄は息子や義娘の顔を忘れ、自宅にいながら「家に帰りたい」と訴えるようになる。 介護の限界。 家族の限界。 そして、誰かが下さなければならない決断。 これは、認知症の義父が家を失うまでと、その家族が失ったもの、残したものの記録である。 全6話書き上げ済み。 登場人物紹介 https://kakuyomu.jp/users/HouzanMeme/news/2912051601578220883 ********* 実体験や体験談をもとに構成したフィクションです。 介護制度・医療制度については物語上の簡略化を含みます。 介護疲れや嫁姑対立を主題として書いた物語ではありません。

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カクヨム
カクヨム2026/06/09
  • 現在の作品最後のシャッター ~認知症の義父が「家」を失う記録~