あらすじ
魔法が存在する世界。
だが人々は魔法を「才能」で片付けていた。
火球が出る理由も、回復魔法が治る理由も誰も知らない。
冒険者養成学院に通うレインは、戦闘能力が低く落ちこぼれ扱いされていた。
しかし彼には一つだけ特技があった。
それは、どんな現象でも観察し、記録し、仮説を立てること。
ある日、ダンジョンで瀕死の事故に遭ったレインは、魔法が発動する瞬間に浮かぶ「魔法式」を視認する能力に目覚める。
誰も見たことのない魔法の設計図。
レインは魔法を研究し始める。
火球の威力を十倍にする改良。
回復魔法の効率化。
失われた古代魔法の再現。
やがて彼は世界の常識を覆していく。
だが魔法式には、王国が隠してきた巨大な秘密が眠っていた――。