あらすじ
第一部の主要人物の過去を追う【第二部 間奏曲】。異神「忌み物」と戦う登場人物たち。彼らは何を背負い、立ち向かうのか。物語の謎に迫る。
【月の失言-子犬のワルツ-】
幼い頃から神の加護を受けながらも、その意義をどう捉えるか悩み続ける少年、石上典善。
ある日、同じ学年の少女、緒方 月に黒い影が漂うのを見て、その背中を追った。
比良坂読子の良き理解者であり、神の申し子「石上」。その良き友人「先生」との出会いを通して、神とは何か、力とは何かを問う。
【廊にあわられたるもの-悲愴-】
それは、こともなげに廊(わたどの)に現れた。その異様に、幼い読子はなす術なく震える……。
読子が廊(わたどの)として目覚めた最初の事件。そして、読子の運命を翻弄する宿命の忌み物との邂逅を描いた作品。
読子は友人を守れるのか。そして、読子に接近してきた謎の男「タツキ」とは。最終章「第三部 狂騒曲」へと繋がる、読子の物語の第一歩。
【蒼介の猫-四季 春-】
蒼介と読子の春休み。ほのぼのと過ごす二人の時間を、ゆったりとお楽しみください。ホラー展開はありません。闇と隣り合わせの彼らにとって、この何気ない時間は、最も大切な一瞬なのだから。