あらすじ

真夏だというのに、その家の庭木からだけ、セミの声がしない。代わりに夜通し聞こえるのは、抜け殻が地面に落ちる、乾いた音。数えてみると、一晩に落ちる数は、その家で過去に出た弔いの数と、ちょうど同じだった。今年は、もう一つ、多い。

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小説を読もう2026/07/04
  • 現在の作品セミの抜け殻が落ちる音