あらすじ
園崎茉莉乃は地元の名士の娘。
しかし、親の期待に応えられない自分に常にストレスとコンプレックスを抱えていた。
「産むんじゃなかった!」母親からの言葉に分裂する茉莉乃の人格。
親の言う通りの優等生の茉莉乃と、何一つ言うことを聞かない奔放な茉莉乃。
彼女の生み出した二つの人格に翻弄される鷹山裕司。
純粋な彼女が好きなはずだったのに、自分を只管に求めてくるもう一人の彼女に惑わされ始める。
園崎茉莉乃(そのざきまりの)
地元の名士の娘。親の期待通りの進学校に通い始めるも、成績が振るわなくなる。優秀で弁護士になった腹違いの兄がいて、茉莉乃は後妻の娘。母親に成績不振を咎められ存在を否定されたショックで二重人格になるも、本人は気がついていない。新しく生みだした人格は自分の欲に正直で奔放で自由。5歳の時に自分を助けてくれた裕司に、ずっと一途に恋をしている。
鷹山裕司(たかやまゆうじ)
茉莉乃とは物心つく前からの幼馴染。純粋で真面目な彼女が好きだったが、長年の友人関係から脱せられず悩んでいた。高校二年生のある秋の日、突然、別人のようになった奔放な彼女に誘惑される。裕司は突然別人のようになった彼女に戸惑いながら、本来の彼女を求め続ける。
小笠原瑠夏(おがさわらるか)
瑠夏王子と呼ばれる学園のモテモテ王子。裕司と茉莉乃が両想いでありながら、すれ違っているのが気になっていた。茉莉乃の人格が分裂していて、本人に自覚がない事にいち早く気がつく。興味本意で茉莉乃に接触するも、その直向きな純粋さと素直さに惹かれてしまう。実は5歳までは茉莉乃と裕司とよく遊んでた幼馴染。