あらすじ
まさか──倒しただと!?
その日、人類の常識は覆った。
2106年。
大阪からブラジルのリオデジャネイロまで3秒。
転送技術が世界を変えたその日から、人類は「駅」に現れる人喰い怪物『ギョロリ』との戦いを続けてきた。
ギョロリには、銃も、爆弾も、レーザーも通じない。
誰一人として傷一つ付けられなかった絶望の怪物。
そんなギョロリに、立ち向かう少年と少女がいた。
間城 迅《ましろ じん》、16歳。
孤児院の仲間を目の前で奪われた過去を持つ彼は、防御特化の騎兵有人機『青色号』を着装する。
配信は騒然となる。
「有人機だと!? 無人機の時代に!?」
あらゆる物理攻撃を防ぐ『空間圧縮防御壁』。
誰もが防御にしか使えないと思っていたその力を、迅は圧縮し、攻撃へと転じる。
『コンプレッションアタック』
その技は司令官ですら知らない。
迅だけが編み出した必殺技。
「俺はな──おまえらを絶対に許せねぇんだッ!!」
放たれた拳は、人類で初めてギョロリの硬い外皮にヒビを入れた。
世界は、新たなヒーローの誕生を目撃する。
「目ん玉野郎ぉおおおおおおッ!」
迅は、ギョロリ殲滅だけを胸に戦い続ける。
そんな彼と共に戦うのは、幼なじみの少女。
八雲寺 天音《やくもじ あまね》、17歳。
「迅くん! ここは任せて!」
彼女は騎兵有人機『赤色号』を着装する。
青と赤の鮮烈!
2機の有人機がギョロリを討つ。
生配信の同時視聴者数は1億人を突破した。
痛快無双!
SFホラーアクションヒーロー、ここに爆誕!