あらすじ
名門ヒースレイ伯爵家の末子ヘザーは、「完璧であれ」という周囲からの重圧を背負い、ただ成績だけを心の拠り所に孤独な努力を続けていた。
そんな彼女が実技試験でペアを組まされたのは、魔力の制御すらまともにできない学園きっての落ちこぼれ、アモネ。
正反対で水と油、こんなのミスマッチ、だったのにーー!
友情、恋、家族愛。協力、すれ違い、和解。誇り、気づき、絶望のその先に。
『これは小説の世界なんかじゃない、生きているから。みんなが事情と優しさの狭間で生きているから。だからこんなにも悲しく脆く美しい』
花たち、日常たち、大切なものたち、その三つを色彩と肌で|描《えが》きます。