あらすじ
没落した名家に残された令嬢・鈴と、彼女に仕える十九歳の執事・律。
広すぎる屋敷に住むのは、たった二人。
学校では孤立し、屋敷では静かな毎日を送る鈴。
そんな彼女を、彼は誰よりも近くで見守り続けていた。
───“守る”
それは執事として当然の務めだったはず。
けれど、その想いは少しずつ形を変えていく。
距離を縮めるほど壊れていく彼の理性。
守るほど深まる執着。
安心するほど離れられなくなる二人。
それでも二人は選び続ける。
これは、恋になる前に壊れ始めた、
執事と令嬢の静かなラブストーリー。