あらすじ

なぜジェノサイドを止められないのか? 因縁の歴史を丁寧にさかのぼり占領と抵抗の歴史を読み解く。 獄中で綴られた、圧政と抵抗のパレスチナ現代史。 ガザの決起と、全世界注視の中で続くジェノサイド。 パレスチナの  旗も棺も墓も無く  布一枚で  ガザの地に還る (重信房子) 解放闘争の主体側からの歴史の証言。 本書は、どこから読んでも良い。興味関心の必要に応じて読みたいところを目次から選んで、パレスチナ中東の歴史と現実に触れることができるように構成されている。 【目次】 はじめに   第一部  アラブの目覚め─パレスチナ解放へ(一九一六~一九九四年)  第1章 アラブ民族主義運動とパレスチナ─サイクス・ピコ密約、バルフォア宣言の中で    第2章 パレスチナ分割    第3章 ナセルのアラブ民族主義とパレスチナ    第4章 パレスチナ解放勢力の登場    第5章 パレスチナ代表権をめぐる闘い  第6章 PLO排除の企み─キャンプデービッド合意    第7章 イスラエル軍のベイルート占領    第8章 PLOの分裂    第9章 民衆蜂起─パレスチナ独立戦争    第10章 東欧崩壊、湾岸戦争とPLO    第11章 PLOの存亡を賭けた和平交渉    第12章 PLO−イスラエル相互承認─オスロ秘密合意    第13章 オスロ合意の罠   第二部  オスロ合意─ジェノサイドに抗して(一九九四~二〇二四年)  第14章 「オスロ合意」の現実(一九九四~一九九六年)    第15章 パレスチナ民族憲章─改訂へ(一九九六年)    第16章 ネタニヤフ登場と和平の破壊(一九九六~一九九八年)    第17章 オスロ合意の破綻(~二〇〇〇年)    第18章 戦乱の世紀へ─第二次インティファーダの勃発(二〇〇〇~二〇〇三年)    第19章 米軍のイラク侵略「ロードマップ」とアラファト大統領の死(二〇〇三~二〇〇四年)  第20章 対立と混迷、翻弄されるパレスチナ(二〇〇五~二〇〇六年)   第21章 ハマース政権打倒の全面化とガザ侵略(二〇〇六~二〇〇九年)   第22章 ガザ・西岸地区分裂の固定化(二〇〇九~二〇一一年)  第23章 「アラブの春」とパレスチナ(二〇一一~二〇一四年)    第24章 遠ざかる和平(二〇一四~二〇一七年)    第25章 トランプ政権とネタニヤフの危険な中東政策    第26章 オスロ合意の正体  第27章 パレスチナ国家構想  第28章 反占領─パレスチナ統一を全人民と共に 註解 主要参考書籍 パレスチナ民族憲章 一九六四年五月三十一日 第一回パレスチナ民族評議会(PNC)で採択 パレスチナ民族憲章 一九六八年七月十七日 第四回パレスチナ民族評議会で採択 年表 【著者プロフィール】 重信 房子(しげのぶ・ふさこ)(著) 1945年9月東京・世田谷生まれ。明治大学在学中に社会主義学生同盟に加盟し、共産同赤軍派の結成に参加。中央委員、国際委員会として活動し、71年2月に日本を出国。パレスチナ解放闘争に参加する。2000年11月に逮捕、懲役20年の判決を受け、2022年に出所。パレスチナ関連の著書に『わが愛わが革命』(講談社)、『日本赤軍私史 パレスチナと共に』(河出書房新社)、『革命の季節 パレスチナの戦場から』『戦士たちの記録 パレスチナに生きる』(幻冬舎)『ガザ虐殺を怒る日々』(創出版)など。近著に『はたちの時代』(太田出版)、『歌集 暁の星』(晧星社)。

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シーモア2026/07/03
  • 現在の作品パレスチナ解放闘争史