あらすじ

救済者を名乗る気はない。 だが、異能者を処分させる気もない。 神、悪魔、妖怪、幽霊、超能力者――異常な現象を引き起こす存在が「神格」と呼ばれる現代日本。 神格鑑定局神無瀬支部に所属する神格鑑定士・二宮蓮太郎は、異能存在の等級、属性、異能、危険性を見極める専門家である。 彼にとって、異能者は保護しなくてはならない存在だった。 ただし、それは優しさだけで手を差し伸べるという意味ではない。 異能を持つというだけで恐れられ、魔女と呼ばれ、雑な鑑定によって危険物のように処分される。 そんな間違った裁判を、二宮は許さない。 長野県北部の白ヶ瀬村で起きた旅館火災事件。 恋人の少年だけが炎に包まれ、同じ部屋にいた少女・村上果那だけが無傷で生き残った。 村人たちは彼女を魔女と呼び、異端者裁判は始まる前から有罪の空気に包まれていた。 そして二宮は、最悪の事実を見抜く。 彼女は本当に魔女だった。 けれど、本物の魔女だからといって、人間ではないと決めつけていい理由にはならない。 異能を持つことと、罪を犯したことは同じではない。 これは、救済者を名乗らない神格鑑定士が、異能者を守るために間違った裁判を潰していく物語。 本作は、KADOKAWAが提供するシェアワールド『神格鑑定局』を利用した作品であり、KADOKAWAの公式作品ではありません。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
カクヨム
カクヨム2026/07/03
  • 現在の作品保護率100%の神格鑑定士、異端者裁判を潰していたら救いを求める美女たちが集まってきた。