あらすじ
国を滅ぼされ、冷酷な蛮族の族長に囚われた聡明なアナスタシア姫。
絶対に逆らえず、嘘も吐けない『縛鎖の呪い』をかけられた彼女は、感情のない便利な道具として日々を過ごしていました。
しかし、隣国の外交官との出会いをきっかけに、彼女は蛮族の国の行政に関わるようになります。国を豊かにしていく自らの知性の手応えに、アナスタシアは過酷な環境の中でも、確かな「生きる喜び」を見出していくのでした。
やがて、彼女を哀れみ、救い出そうとする外交官。
過酷な運命に翻弄されながらも、自分の居場所を見つけて懸命に生きるお姫様の物語。祖父が孫たちに語り聞かせる、切なくもどこか心温まる、寓話シリーズの第二弾。