あらすじ

SMAPの「夏日憂歌」を聴きながら学生時代を過ごしました。 今ではYoutube等でも気軽に聴き返すことも難しい、あの歌への記憶が鮮明なうちに、あの頃の気持ちを残しておきたくて書きました。 この作品はオリジナル小説です。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 八月最後の土曜日、海沿いの町・凪浜市で花火大会が開かれる。 美大に行きたいと言えない女子高生・雫。 亡き婚約者の思い出から動けない花屋・灯。 音楽を捨てた元バンドマン・遼。 引っ越しを友達に言えない小学生・奏太。 離れて暮らす娘に連絡できないタクシー運転手・佐伯。 そして、亡き息子の花火を上げる勇気がない老花火師・善治。 彼らは知り合いではない。 けれど、誰かの落とし物を拾う。 誰かの忘れ物を返す。 たったそれだけの小さな接点が、知らないうちにそれぞれの人生をつないでいく。 花火大会の夜、最後の一発「夏日憂歌」が夜空に咲く。 その光を見たとき、彼らはそれぞれの止まっていた物語を、もう一度始める。 失くしたものを拾っただけ。 それだけで、誰かの夏は救われた。 ※本作に歌詞の引用はありません。SMAP「夏日憂歌」へのリスペクトを込めた独立作品です。収益化設定は致しません

連載情報

ウェブ小説

配信言語
小説を読もう
小説を読もう2026/07/03
  • 現在の作品夏日憂歌 ――SMAPの歌に捧げる、八月最後の花火