あらすじ
※本作は漫画原作コンテスト応募作品です。
ブラック企業で残業していたはずの男が目を覚ますと、そこは伝説のエログロ恋愛ゲーム『ハイスクール・クライシス』の世界だった。
しかも転生先は、主人公ではなく、物語序盤で無残に殺されるモブキャラ・虚戯誠。
生き残るには、ゲームの主人公タカヒロを狙う美少女暗殺者たちの計画を阻止しなければならない。
頼れるのは、前世のゲーム知識と、なぜかポケットから取り出せる怪しげな攻略アイテムだけ。最推しの家庭科教師・トワりんを守り、バッドエンドを回避するため、誠はヒロインたちの好感度を片っ端から奪いにいく。命懸けで不健全な、学園暗殺ラブコメ開幕!
【キャラクター】
■虚戯 誠(うつろぎ まこと)
年齢:17歳
一人称:俺
ビジュアル:
黒髪でやや目つきの悪い男子高校生。外見は地味で、クラスの中では目立たないタイプ。制服の着こなしも普通だが、表情だけは妙に大人びている。焦ると顔芸気味にリアクションが大きくなる。
性格:
基本はツッコミ気質。自分の命が懸かっているため行動は必死だが、根は小心者で常識人。前世でやり込んだゲーム知識があるため状況判断は早い。推しキャラを前にすると一気に限界化する。
背景:
前世では会社員。残業中に意識を失い、気づけばゲーム世界のモブキャラ・虚戯誠になっていた。ゲーム内の誠は、主人公を助ける便利キャラでありながら、最終的に悲惨な死を迎える存在。自分の死亡フラグを折るため、主人公タカヒロを守ることになる。
口癖・特徴:
「いやいやいや!?」
「冗談じゃない」
「俺は死なない。絶対に生き残る」
■磯崎 兎羽(いそざき とわ)
年齢:24歳
一人称:私
愛称:トワりん
ビジュアル:
長い髪をポニーテールにした若い家庭科教師。前髪をピンで留めており、優しげな顔立ちがよく見える。セーラー服姿の生徒たちの中にいると、大人の女性らしい柔らかさと華やかさが際立つ。
性格:
しっかり者を装っているが、予想外のことが起きるとすぐに取り乱す。面倒見がよく、生徒思い。恋愛経験が少なく、好意を向けられると弱い。押しに弱いが、教師としての常識は持っている。
背景:
ゲーム『ハイスクール・クライシス』に登場するサブヒロイン。誠にとっては前世からの最推しキャラ。家庭科教師として主人公たちに関わるが、ゲーム本編では暗殺事件に巻き込まれていく。
口癖・特徴:
「ちゃんと先生って呼びなさい」
「本当に大丈夫?」
「もう、変なこと言わないの」
■タカヒロ
年齢:17歳
一人称:僕
ビジュアル:
爽やかな雰囲気のイケメン男子高校生。明るい髪色で、笑顔がよく似合う。何をしても絵になる主人公タイプ。周囲だけなぜかキラキラして見えるほど、陽キャの空気をまとっている。
性格:
素直で人懐っこい。誰に対しても距離が近く、悪意を疑わない。勉強も運動も料理もできる万能型だが、自分が命を狙われていることには気づいていない。
背景:
ゲーム『ハイスクール・クライシス』の本来の主人公。ヒロインたちと恋愛関係を築いていくはずの存在だが、実はそのヒロイン全員から命を狙われる運命にある。誠にとっては、自分が生き残るために守らなければならない厄介な相手。
口癖・特徴:
「ありがとう、マコっちゃん!」
「僕、うれしいよ」
「すごいね!」
■柳嶋 莉子(やぎしま りこ)
年齢:17歳
一人称:拙(せつ)
ビジュアル:
茶髪のギャル系美少女。ミニスカートにルーズソックス、派手めのメイクという目立つ外見。エプロンには可愛い忍者風のクマのワンポイントが入っている。見た目は現代ギャルだが、言動だけ妙に古風。
性格:
強気で自信家。自分を凄腕の暗殺者だと思っているが、詰めが甘く、すぐ動揺する。ツッコまれると弱い。プライドは高いが、認めた相手には意外と素直。
背景:
ゲームのメインヒロインのひとり。表向きは売れっ子アイドルとして転校してきた美少女だが、裏では毒を使う暗殺者。最初の暗殺イベントで、タカヒロを狙う。
口癖・特徴:
「拙に何の用でござるか」
「笑止!」
「お命、頂戴する」
【世界観】
舞台は、現代日本によく似た学園都市にある私立高校。
表向きは普通の学校だが、その実態は恋愛ゲーム『ハイスクール・クライシス』の世界である。
この世界では、学園ラブコメのような明るい日常の裏で、ヒロインたちによる暗殺計画が進行している。家庭科室での調理実習、放課後の部活動、文化祭、デートイベントなど、いかにも恋愛ゲームらしい場面が、すべて命懸けのイベントに変わる。
主人公タカヒロは本来、ヒロインたちと交流しながら物語を進める存在。しかしゲームの真相は、ヒロイン全員が何らかの理由でタカヒロの命を狙う暗殺者であるというもの。誰かひとりの暗殺を防いでも、別のヒロインが次の事件を起こす。
虚戯誠は、その世界に転生してしまったモブキャラ。
彼はゲーム知識によって未来の事件を知っているが、ゲーム本編とは違うイレギュラーも起こり始める。誠は自分の死亡フラグを回避するため、タカヒロを守りつつ、暗殺ヒロインたちの好感度と行動をコントロールしていく。
舞台となる学校:
私立白嶺学園。
設備の整った共学校。家庭科室、保健室、屋上、部室棟、旧校舎など、恋愛イベントにも暗殺イベントにも使われそうな場所が多い。表向きは平和で明るい進学校だが、裏では不穏な事件が静かに進行している。