あらすじ

男爵令嬢リリアーナは、王命によって『氷の公爵』と恐れられるアルベルト・フォン・シュタイン公爵と結婚することになった。 しかし、結婚初日に告げられたのは―― 「君を愛することはない。」 政略結婚なのだから仕方がない。 そう納得したリリアーナは、ふと思う。 ――夫婦仲を深める努力をしなくていいなら、暇になってしまった。 そこで始めたのは、まさかの『冷徹公爵観察記録』。 ・目を合わせない。 ・返事が短い。 ・猫を見ると声が優しくなる。 ・否定が早い時は図星の可能性が高い。 観察の結果、冷徹公爵というより、大型の警戒心が強い猫に近い生態であることが判明した。 一方のアルベルトは、 「なぜ妻は私を観察しているんだ……?」 と困惑するばかり。 感情を表に出すのが苦手な冷徹公爵と、 少しズレている観察好き令嬢。 これは、観察する側とされる側だったはずの二人の距離が、 少しずつ、そして確実に近づいていく物語。 今日の観察記録。 ・最近、公爵様はこちらを見ている時間が長い。 ・距離も近い。 ・どうやら観察対象が観察者を観察し始めたらしい。 ……追加観察が必要である。

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小説を読もう2026/07/03
  • 現在の作品冷徹公爵の観察日記をつけていたら、いつの間にか溺愛されていました