あらすじ
金森という街は、自分が生きていることを決して忘れさせなかった。
18歳のレンにとって、これまでの人生は、静かで痛切な一つの問いに支配されていた。
——俺はいつ、なるべき自分になれるんだ?
ある日、幼馴染のアイリを抹殺すべく、古の破壊的存在『鍛冶師』が街を襲撃する。
レンは彼女を守るため、自ら死の顎(あぎと)へと飛び込み——そして、敗北した。
だが、死は終わりではなかった。
狭間の世界で目覚めたレンは、追放された死神『ヨル』と契約を交わす。
現世へと還ったレンは、新たなる力を掌握し、 穢れた魂を断ち斬らねばならない。そして、なぜ旧世界の存在たちが「隣の席の幼馴染」を狙うのか、その真実を暴くために。