あらすじ

「いま、あなたの後ろにいるの」 メリーさんからの電話に、女子高生・暁灯里は笑顔で答えた。 「えっ、来てくれたの!? じゃあ駅前で待ち合わせしよ!」 暁灯里は怖がらない。 メリーさんを追いかけ、理科室の人体模型と並走し、トイレの花子さんには友達みたいな距離感で話しかけ、ターボババアには新しい履物をプレゼントする。 怪異にとって彼女は、恐怖の対象ではない。 迷惑極まりない厄介客である。 しかも灯里の父は、寺の家系に生まれた本物の退魔師。 怪異たちは父に祓われ、娘に追い回され、ついに緊急会議を開く。 議題はただ一つ。 「暁灯里を、どうにかして怖がらせる方法について」 だが、灯里が怪異を怖がらない理由には、彼女自身も知らない秘密があった。 これは、怖がらない少女と、怖がらせたい怪異たちの、ちょっと迷惑で、少しだけ切ない怪奇コメディ。

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カクヨム
カクヨム2026/07/03
  • 現在の作品なんかこの子、全然怖がってくれないんですけど。 〜怪奇現象一同、女子高生に推されて困っています〜