あらすじ

これは、誰かを連れて帰りたいと願ったサポーターの物語。 ダンジョンは、人の心の闇を映す。 魔物を倒す者がいる。 宝を持ち帰る者がいる。 そして、倒れた誰かを連れて帰る者がいる。 白鹿のギルドで働くエマ・ウォーカーは、探索隊のサポーターだ。 仕事は、荷の管理、道具の準備、退路の確認、負傷者の手当て。 前衛のように魔物を倒して目立つ役目ではない。報酬も高くはない。 それでも、誰かがその役を担わなければ、探索隊は生きて帰ってこられない。 かつて前衛だったエマは、今の仕事にまだ納得しきれていない。 それでも、足に不自由を抱える弟オスカーを支えるため、そしていつか彼の足を治す手がかりを見つけるため、白鹿のギルドで働き続けている。 ある探索で、エマは一人の負傷者を救えなかった。 その出来事をきっかけに、彼女は治療師マルタ・リードのもとで、現場で人を生かすための技術を学び始める。 白魔法だけでは足りない。 スクロールだけでも足りない。 血を止め、息を見て、運ぶか戻るかを判断する。 ダンジョンの奥には、魔物だけでなく、人の欲や後悔も潜んでいる。 エマは仲間とともに、命を連れて帰るため、危険な探索へ踏み込んでいく。

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エブリスタ
エブリスタ2026/07/02
  • 現在の作品ダンジョンサポーター