あらすじ
高校二年生の落ちこぼれ清輪武志郎(せいわたけしろう)のあだ名はブシローである。名づけ親はあこがれの美少女、保田奈美穂(やすだなみほ)であった。しかし彼女が男関係で高校をやめ、武志郎が勉強も部活動もなにもかもやる気を失ったとき、鵜飼香里(うかいかおり)というちょいポチャで頭のいい同級生の少女が現れ、おまけに彼女にとりついた二重人格を思わせる紗世(さよ)という幕末を生きた江戸っ子の少女の幽霊までが出現した。ふたりでひとりの香里と紗世。武志郎へかせられたミッションはひとりの現代少女の命を救い、ひとりの幕末少女を成仏させること。しかし沙世を成仏させるための過去改変はやってはならないし、紗世にとりつかれた香里はだんだんと弱っていく。
──武志郎の熱く苦しい夏が今、はじまる。
高校二年生の少年と少女たちがひと夏の経験から、少し大人になって卒業するまでを描きます。