あらすじ

*登場人物 アヤカ――市役所の外国人相談窓口で働く女性。誠実で語学力があり、誰にでも優しい言葉をかけられるのに、幼なじみの颯太には本心を伝えられない。 颯太――喜怒哀楽が豊かで、人の話を最後まで聞ける青年。誰かを支えることで、自分も前へ進んできた。 潤子――安全意識が高く、独自の規則を次々につくる幼なじみ。真面目だが、三人の中で最も大胆な発想をする。 *あらすじ 夏祭りを三日後に控えた天の川商店街。閉店した魚屋の冷凍庫から、霜まみれの革の小袋が見つかる。袋には「二十五年後の、もう一人の自分へ」「夏祭りを転覆させる」「花火は冷凍しておくこと」という謎の言葉が残されていた。 袋を隠したのは、八歳だったアヤカ、颯太、潤子。台風で花火が中止になった夏、三人は色水を凍らせ、地上に光る“冷凍花火”を作ろうとしていたのだ。 そして今年も、河川敷の安全確保ができず花火は中止に。三人は二十五年前の計画をよみがえらせ、町の人々と三百個の冷凍花火を作り始める。 氷の中から現れたのは、忘れていた夢と、アヤカが颯太へ宛てた一途な想い。空に花火が上がらない夜、地上の天の川が、止まっていた二十五年を解かしていく。 笑えて、少し泣ける、幼なじみ三人の七夕・夏祭り・花火の物語。

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エブリスタ2026/07/02
  • 現在の作品花火は冷凍できません