あらすじ

帝都に、見えないものが棲んでいる。 太極院(たいきょくいん)の陰陽師が霊脈を管理し、石碑が街のあちこちに立つ。封じられているから安全で、封じているのが誰かは普通の人間には関係ない——そういう世界だ。 家庭の揉め事から飛び出した少年・藤本喜一(ふじもときいち)が川沿いの廃小屋で雨宿りをしていた夜、白い外套の陰陽師が軒下に入ってきた。最低限しか話さず、何も求めてこない。ただ、隣で雨を見ていた。 その夜、封じられていたはずのものが動いた。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
カクヨム
カクヨム2026/07/02
  • 現在の作品帝都陰陽双譚