あらすじ
俺の名前は四季上 粋仙。16年間非モテを貫いた天才書道家――だったはずなのだが、気づけば幽霊になっていた。
しかも、取り憑いた相手は学園の完璧美少女お嬢様・神月 更紗。
外では一分の隙もない高嶺の花な彼女だが、家では隙だらけの格好をして、足の踏み場もない汚部屋で暮らすダメ人間……。
「スーイくぅーん! えへへぇ」
『やめろ、その格好でにじり寄るな!』
俺の前でだけ無防備な姿で甘えてくる更紗に、目のやり場に困りっぱなし。背後霊だから離れることもできない。
それでも、書道家になりたい更紗の夢を叶えるため、俺は彼女に「憑依」して、筆を振るう。
だが、憑依の副作用は――まさかの強烈な快感だった。
目のやり場に、困る……。