あらすじ

時は戦国、大坂の陣より前の豊臣大坂城。 女の忍び・水(すい)は、千姫の護衛として真面目に仕事をこなす日々を送っている。 冷静沈着、美形で流麗な身のこなしゆえ、城中の女たちから「水様」と慕われる彼女には、誰にも言えない弱点がある。 ――実は、幽霊が大の苦手なのだ。 そんなある夏の日、二の丸の厨房で「若い女の泣き声」が夜な夜な響くという怪談が城中を騒がせる。 女城主である茶々の命により、怪談調査を任された水は、想い人である侍女・桜音、警護隊の先輩である下級武士・源治とともに怪異の真相を追うことに。 しかし事件は思わぬ結末を迎え、最後の夜、水だけが”本当の怪異”を耳にする――。 戦国時代の大坂城を舞台にした、少し笑えて少し怖い和風怪談。 ※本作は『名残の華』シリーズの短編ですが、本作単体でもお楽しみいただけます。

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小説を読もう2026/07/02
  • 現在の作品豊臣大阪城 二の丸の泣き声〜女の幽霊現る?〜