あらすじ
里中圭太(22歳)。就活全滅、趣味は漫画とゲーム、推しのVチューバー・アオちゃんを愛する典型的なコミュ障の陰キャオタク。
運動音痴で体力もない彼だが、異常な趣味・特技があった。
それは、5歳の頃から17年間、毎日欠かさず公園で一人「壁当て」を続けてきたこと。
そしてそれによって身に着けた、本人さえ気づいていない特殊な球。
ひょんなことからその投球をプロ球団『日本ベーコンソルジャーズ』の監督の娘であるデータアナリストに見出された圭太は、なんと野球未経験のままプロの世界へと足を踏み入れることになる
「体育会系って苦手なんですよ……」
周りはオラついた体育会系のバケモノだらけ。
練習にはついていけず、ノリもあわない。
だが、圭太の両手から放たれるのは、17年の孤独な狂気が生み出した「魔球」だった。
その球は、プロの強打者たちを次々と撫で斬りにしていく。
先発投手の特権である「13時退勤」を利用してクーラーの効いた部屋でオタクライフを満喫し、年棒は推しへの赤スパにツッパ。
スローライフとしてのプロ野球選手生活。
そんな彼の姿に、打算で近づいてきた腹黒チアガールや、クールなアナリスト、さらには推しのVチューバー本人までもが惹かれていき……!?
守備・打撃・体力に難ありのコミュ障オタクが、趣味として続けてきた「ボールを投げる技術」だけでプロ野球の常識とヒロインたちの人生を狂わせていく。
スポーツ下克上ラブコメディ