あらすじ
立川の解体現場。バングラデシュから来た青年ラシードは、ひとりパンをかじっていた。ある日、老舗米屋「萬屋」の店主・萬達郎が声をかける。「そこ、日当たりが悪いぞ」――その一言がすべてを変えた。
翌日、妻・和枝が届けたおにぎりと味噌汁を食べ、ラシードは涙した。彼は米屋に居候し、解体業の傍ら、孫娘のしおりや高校生の楓と出会い、少しずつ「居場所」を見つけていく。やがてバングラデシュのカレーを売り始め、地域の人々と絆を結び、自分の店を持つまでに成長する。
これは、言葉も文化も違う青年が、温かい人々に支えられながら日本で“家族”を見つける物語。ハートウォーミングな異文化居場所ドラマ。