あらすじ

幼馴染パーティの治癒師テオは、Cランク昇格の日に祝福スキルを授かる。 剣士の仲間は前へ進む力を。 魔法使いの仲間は火力を。 斥候も弓使いも、これから先の冒険で役立つ力を得た。 そしてテオに表示された祝福スキルは――【フライドチキン】。 治癒でもない。 防御でもない。 戦闘補助でもない。 意味不明なハズレスキルを理由に、テオはパーティから外されてしまう。 けれど、ひとりで受けた低ランク依頼で、テオは気づく。 硬くて買い取り不可の鳥魔物ツノコッコ。 それを自分で倒して火を入れた瞬間、なぜか肉が異常なほどうまくなったのだ。 「うっま」 そこからテオの検証が始まる。 高級鳥を買う。 普通の鳥を揚げる。 生け捕りの鳥にとどめを刺す。 血抜き、下処理、衣、油、炎魔法仕上げ。 散財の果てに見えてきた法則は、鳥そのものの格と、テオがどこから関わったか。 これはただの料理ではない。 鳥素材に祝福を乗せる、面倒で、金がかかって、脳汁が出る力だった。 そして、現時点最強のフライドチキンを作ったその時。 こんこんこん! 「テオさん! リリカです! このいい匂いはなんですか!?」 匂いにつられた明るい受付嬢リリカが、テオの部屋に襲来する。 追放された治癒師が、ハズレスキル【フライドチキン】で冒険者ギルドを胃袋から陥落させていく、異世界飯テロ成り上がりファンタジー。

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小説を読もう2026/07/02
  • 現在の作品ハズレスキル【フライドチキン】で胃袋無双 〜追放された治癒師、揚げた鳥がうますぎて冒険者ギルドに囲われる〜