あらすじ
この世界には「加護鳥」がいる。
赤ちゃんとともに生まれる、小さな鳥だ。
加護鳥は、ずっと子どもにつきそい、はなれない。
加護鳥は、鳴かない。
加護鳥は、「もう見届けた」と判断したとき、姿を消す。
大人に成長する時期に、それは起きる。
この現象を、世間では「巣立ち」と呼んでいる。
「プロローグ」より抜粋
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南部しずくは、私立さえずり学園中等部ニ年生の女の子。
コノハズクの「フクちゃん」を加護鳥として持つしずくは、夜行性の特性を受けて遅刻魔となっていた。
夜な夜な趣味の小説を書いていたある日、満月の空にふしぎな鳥を見つける。
宿主から離れられないはずの加護鳥が、一羽で飛んでいた。
そして翌日から、彼女の学園生活は変わりはじめる。
人も鳥も、見た目だけじゃわからない?
人の心にふれる学園ファンタジー物語。
表紙画像・写真AC