あらすじ
■あらすじ
日本の某所、とある洋館に10名の財界に接点を持つ著名な人々が集まり仮面パーティが開かれる。
その仮面パーティでは、毎年恒例で会を盛り上げる全員参加の余興が行われる。
今年のゲームは、『なりすましゲーム』。
賞金は一千万円。
ゲームのルールは下記の通り。
〜ルール〜
・初めに、参加者の社会的肩書と名前が公表される。
・参加者は会場内でボイスチェンジャーと仮面をつけたまま自由に会話をする。
・会場内には1人だけ、主催者が潜ませた『なりすまし』役である『インパーソネイター(IPN)』がいる。
・30分ごとに、IPNだと疑われる人物の名前を回答用紙に書いて提出する。
・全員一致でIPNの名前を書き正解すれば参加者の勝ち。その時点で賞金を山分け。
・一致しなければIPNと疑われた参加者からランダムで一人が脱落となる。
・3時間、6回の回答でゲームは終了。IPNを特定できなければ参加者の負け。
参加者たちは皆、賞金を目指してゲームを楽しもうとする。
だが、始まってみると、どうにも雲行きが怪しい。
名簿の中に、肩書が『通り魔』の者がいる。
脱落者の姿が会場から人知れず消え、遺体となり発見される。
不穏な空気に、徐々に参加者同士は疑心暗鬼に陥っていく。
自分が自分であることを、参加者達は言葉の限りを尽くして証明しようとするのだが、次第に参加者達は自分達が過去にあったある大事件で繋がっていることに気づいていく。
果たしてこのゲームは、どのような結末を迎えるのだろうか。
■登場人物
【千堂 達樹(せんどう たつき)】
……主人公。20歳、大学二回生の男子。父親に連れられ嫌々ながら会に参加した。
【千堂 兼正(せんどう かねまさ)】
……達樹の父親。52歳男性。世界的製薬会社の開発部部長。
【デゼウス・マイク】
……年齢不詳の男性。この会の主催者にしてゲームのディーラー。
【木根 伯(きね はく)】
……29歳男性。広告代理店企画部の若手。
【東藤 道夫(とうどう みちお)】
……61歳男性。元国会議員。
【漆原 恵津子(うるしはら えつこ)】
……37歳女性。銀座のクラブ経営者。
【瀬木音 尚也(せきね なおや)】
……27歳男性。中堅カメラマン。
【手島 秀太(てじま しゅうた)】
……34歳男性。銀行の主任。
【手島 美代(てじま みよ)】
……28歳女性。アルバイト。秀太の妹。
【張 子昂】(チャン ズーアン)
……33歳男性。日本企業に出向に来た外資系企業の営業マン。
【黒木 慈瑛(くろき じえい)】
……26歳男性。通り魔。