あらすじ

高校2年生の高木優也は、大学生と高校生が混在するオカルトサークル「オカルト探検部」に興味を持ち、入部する。 入部初日、部長の前島武明は、イギリスに存在するとされる“霊館”――通称ガイスト館への訪問を提案する。そこは幽霊が出現すると噂され、さらに「サークルコールゲームを行うと失踪者が出る」という都市伝説が語り継がれている場所だった。 一見すると危険な話だったが、誰もそれを深くは疑わなかった。 一行はガイスト館へと向かう。 館に到着した彼らは、当初こそ観光気分で探索を楽しんでいた。 しかし、何も起きない時間の方が長くなるにつれ、その静けさが次第に不自然なものに感じられていく。 その夜、メンバーの一人・前島武昭が「せっかくだし、サークルコールゲームをやろう」と提案する。 誰もがただの噂だと考えていた。 だが、ゲームを開始した瞬間から、何かが崩れ始める。 さっきまで確かにいたはずの人物が、最初から存在していなかったように思えてくる。 説明のつかない“違和感”だけが、その場に残る。 さらに、誰かの肩が何度も叩かれる。 しかし、それを見た者はいない。 翌朝、12人は朝食の席に集まる。 だが、その中に“数が合わない”気配がある。 そして、そのうちの一人が忽然と姿を消していた。 それを皮切りに、失踪・殺人は連鎖的に発生していく。 ただし、何が起きているのかを正確に言い切れる者はいない。 誰かがいないのか、最初からいなかったのか、その境界は曖昧になっていく。 そして優也の中に、ある違和感だけが残る。 果たして、連続失踪事件の真相とは何なのか。そして、ガイスト館に隠された秘密とは――。

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カクヨム
カクヨム2026/07/01
  • 現在の作品"ガイストホール"ー霊館の亡霊ー