あらすじ
鈴木健太、35歳。独身。
17年間、しがない町工場で泥臭く汎用機と向き合ってきた汎用機械加工技能者。
代わり映えのない日々を消費していた彼は、ある日、ネット動画で見かけた奇妙な巨木──夢で何度も見た**『八咫大木(やたのたいぼく)』**へと突き動かされるように向かう。だが到着直後、激しい雷雨に見舞われ、大木への落雷(側撃雷)に巻き込まれて心肺停止となってしまう。
生死の境を彷徨う中、健太は夢の中で、**ミニチュアシュナウザーにそっくりな白い髭の老人(シュナ爺)**と出会う。「ただ毎日を消費しているだけ」と図星を突かれて悔し涙を流す健太に、老人は「後悔のないよう生きろ。そして異世界で魔族と戦うのじゃ」と、新たな宿命(レオンという名)を告げる。
現実の病院で目を覚ました健太は、医師も驚愕するほどの奇跡で生還を果たす。しかし、この日を境に健太の日常は一変。眠りにつくたび、健太は「現実世界」と、魔族が跋扈する「異世界」の二つの時間を往復することになったのだ。
現実世界では、大企業IGENの玄会長に17年間の職人技を最高レベルで評価され、まさかの大出世! NASAが絡む規模の買収プロジェクトを任され、さらには会長の孫娘である30歳の美女・里佳と海外同棲アパートを探すという、限界突破の超至近距離大人のラブコメ展開へ突入!?
(ちなみに、里佳が飼っているミニチュアシュナウザーの『シュナ』は、あの夢の老人(シュナ爺)に生き写しで、なぜか健太にだけは最初から妙に懐いていて……?)
一方、夜の異世界では、宿命の戦士「レオン」として覚醒。なぜか地球の戦国武将(織田信長、明智光秀…)の名を冠した最強の魔族軍を相手に、現実世界で培った「職人魂」と超重量の大剣を武器に、ガチンコの血湧き肉躍るバトルを繰り開げる!
昼はNASAを動かす天才技能者として、ワケありの美女と甘酸っぱい同棲生活。
夜は大剣を振るい、**シュナウザー顔の導師(シュナ爺)**の教えのもと、異世界の戦国魔族の首を獲る。
**『八咫大木』**の落雷から始まった、冴えないおっさん職人の二重生活(ダブルライフ)がいま幕を開ける!