あらすじ
【あらすじ】
魔界を統べる王は人類を征服する決意を固めた。
その野望を実現すべく王はひとりの少女を地上に送り込んだ。
少女の名はお嬢。
これまで数々の熾烈な任務をこなしてきた魔界きっての武力と知力に富んだ精鋭である。
お嬢に課せられた使命は、人類征服を進行させるために魔族の知り得ない人類の情報を探り共有すること。
戦闘が想定されない極めて簡単な潜伏ミッションである。
「征服の時だ人類よ!」
かくして高校生に扮したお嬢の残酷なまでに一方的な征服の物語が幕を開け――
「はいはい厨二乙」
「貴様、朝からまるで臆する気配をみせないな…」
お嬢時々、厨二ちゃんの物語が今はじまる――!
【キャラクター紹介】
お嬢
・魔界きっての武将にして知将。
魔界の環境や規則あまりにも辛辣すぎるがゆえに、いろいろと甘い人間界の環境から長所を抽出して魔界を住みやすい環境に改革している。
もはやこの一行で人類を征服するというコンセプトが破綻しているのだが、本人はそれに無自覚であり、また彼女を信仰するものたちも、それが人類を征服するという最終目標につながっていると信じて疑っていない。
つまるところ、この作品においてお嬢の知略によって人類が征服される瞬間は訪れない。
宝杖ハーモニア
・お嬢の臣下にして、魔界が誇る宝具がひとつ。
銃刀法違反になるためいつもお嬢の部屋でお留守番している。喋ることも、食べることもできる。幼女の姿に変身することもできるが、魔力消費がハンパないため基本は杖の姿でいる。
東山
・人間界に生息するダウナーな女子高校生。
人当たりがよく友達がたくさんいる。やりたいことをやりたいようにして生きる典型。教室ではお嬢と席が隣あっている。
西田
・人間界に生息する内気でオタク気質な女子高校生。
サブカル文化に強く、リアルではおどおどしているけど、ネットではイキりがち。交友関係は狭く浅くであり、それゆえ友人のことはちょっと引いちゃうくらいに徹底リサーチする。
王
・お嬢の父親にして魔界を統べる王。
お嬢の発言はすべて正しく意味があるものだと信じ切っている。
プルブル
・王の腹心。
お嬢に次いで頭が冴える。人類をワンパンで滅亡させる大魔法を使うことができる。人類の滅亡ではなく征服が最終目標であるため、王によって魔法を使うことは禁じられている。
【世界観設定】
・同じ惑星に、人類が暮らす拠点と、魔族が暮らす拠点があるイメージ。ただ、人類の存在は魔族が一方的に認知しているだけで、人類は魔族が同じ惑星に存在していることを知らずに過ごしている。