あらすじ
【毎週 『月・水・金・土・日』 更新!/ナツガタリ応募作品】
(※最後まで執筆完了していますので、未完になる心配はありません。安心してお楽しみください。)
機械文明が急速に発達した「アルカディア共和国」。
格式高い伝統と騎士の誇りを重んじる「ヴァルディア王国」。
そして、美しい大聖堂と穏やかな祈りに生きる「セレスティア聖教国」。
三つの大国が独自の文化を築き、調和を保ってきたこの大陸──。
その一角、アルカディア共和国の下町で育った天才技師の少女・エルは、親方・ファビオと共に、貧しくも温かい日々を送っていた。
「機械は、困っている人を助けるためにあるもんだ」
親方の言葉を胸に、大陸の最高峰「アヴィアの聖域」で行われる祭典へ国代表として向かったエル。しかしそこで彼女を待っていたのは、大陸の支配を目論むアルカディア「総帥」の陰謀と、地獄の光景だった。
総帥の恐るべき計画を知ってしまったエルを逃がすため、親方は自らの命を盾にして凶刃に倒れる。
悲しみと絶望の中、エルは親方が遺した「新型魔導車」に乗り込み、荒野へと飛び出した。
旅の途中で出会うのは、魔力を持たない熱血騎士、プライドの高いお嬢様魔導士、家族を奪われた古代族の復讐鬼、そして裏社会の死神。
国も生い立ちも違うワケアリの凸凹パーティーは、大陸を喰らい尽くそうとする総帥へと立ち向かっていく。
だが、世界の命運を懸けたタワーの最深部で、エルはあまりにも残酷な真実を知ることになる──。
これは、親方から受け継いだ技術と想いを胸に、ひとりの少女が壊れかけた世界を“修理”するまでの、熱く切ない絆の物語。