あらすじ
異世界のダンジョンには、冒険者たちの間で語り継がれる七不思議がある。
――地図に存在しない魔法道具店。
世界中のダンジョンや遺跡に、ある日突然現れる一枚の扉。
その先には、不老の魔法道具職人・ラウンレイフィが営む、小さな店があった。
武器の製作、魔法道具の開発、修理の依頼。
訪れるのは、初心者冒険者から王族、商人、勇者、時には魔王軍の関係者まで。
一方その頃、店の様子はなぜか地球へ向けてリアルタイム配信されていた。
しかし視聴者たちは、それを「最新AIによるCG配信」だと思い込んでいる。
「この店長、演技うますぎるだろ」
「また神作画か」
「設定凝りすぎ!」
そんなコメントを眺めながら、レイは今日もいつも通り店を開ける。
これは、世界を救う英雄譚ではない。
一軒の魔法道具店を舞台に、異世界の住人と地球の視聴者が少しずつ繋がっていく、スローライフ配信ファンタジー。
「いらっしゃいませ。魔法道具店ラウンレイフィへようこそ」